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乳がん:しこりの痛みへの施術実例

乳がん(40代女性)

患者さま

40代 女性

初来院

2018年2月23日

お悩みの症状

乳がんのしこりの痛み

初来院までの経緯

1年半前に、健康診断のエコー検査で「腫瘍がある」と指摘されるも病院には行かず。
6ヵ月前に、マンモグラフィー検査を受け「問題なし」と言われる。
1ヵ月前に、しこりに痛みがあるので病院に行き、針生検を受けた結果「乳がん」と診断される。
病院からは「MRIとCT検査、骨シンチ検査をして、その後に手術をしていこう」と提案されるが、本人はそれら検査を望まず、通院中止とする。
痛むと不安になるので、びわ温灸を希望して当院に来院。

治療方針

びわ温灸を希望されているので、びわ温灸治療をする。
最初に「びわ温灸(鍼灸でも)単独で腫瘍がなくなるということはないです」とお伝えし、「そのうえで不安感の緩和や冷えのぼせなどの自律神経系の調子を整えるために施術しましょう」とお伝えし、治療することにする。
不安感が強いので、肝(・心)の気滞を考える。
またそれが胃の働きを阻害している(食欲不振)と考え、肝・心・胃・脾の働きを活性化するようにする。
痛む乳房を通る経絡を意識して「肺経」「胃経」のツボを多く使うようにする。

治療と経過

1回目。
「湧泉」「三陰交」「足三里」「臍周辺」「中カン付近」「合谷」「曲池」「尺沢」「内関」にびわ温灸。
背部も「肩こりの部分」「背部兪穴」「痛む部位の背中側(天宗付近)」にびわ温灸。

2~6回目(1週間に1回ペース)
同様の施術とする。
しこりの痛みはあるが、不安感は軽減してきた。
結果、食事も普通に戻ってきた。
びわ温灸を開始して1ヶ月半。現在も施術継続中。
(2018年記)

同時に治療した症状

・冷えのぼせ
・疲れ
・肩こり

まとめ

びわ温灸での施術例である。
ガンそのものが改善するなどという施術例ではないが、ガンという病(や痛みそのもの)への「不安感」を対象に施術を継続しているケース。
不安感が減り食事量が戻ってきているのが嬉しい。
ココロのケアも鍼灸(びわ温灸)でできる大きな柱になると考えて施術している。
(2018年記)



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